このリニューアルのポイント

  • 顧客がしめ縄を購入する際のシナリオを明確にしたこと
  • 自社の価値が伝わるコンテンツのつくりこみ
  • 写真でしめ縄の美しさと価値を表現したこと

ご相談のきっかけ

縄合屋様は30年前から神社用のしめ縄(合成繊維製)の製造販売のお店です。ネットを使った直接販売を増やしたいというのがご相談のきっかけでした。
合成繊維製のしめ縄は藁が入手困難になったことや、丈夫で長持ちという理由から人気でしたが、おもな販路が販売代理店経由のため、粗利が低いという問題を抱えておられました。直接販売を増やしたいというのが、リニューアルの目的でした

問題解決のアプローチ

顧客を知る

まず、顧客を知ることからはじめます。
神主さん、総代さん、自治会役員さんなどにインタビューを実施し、
「誰が、どんなニーズでしめ縄を買っているのか?」
「購入にあたって不満を感じていることはないか?」
「どんな基準で選ぶのか?」
などを調査しました。

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購入までのシナリオをカスタマージャーニーマップに

ヒアリングやユーザー調査をもとに、想定するユーザーモデルごとの購入までのシナリオを検討しました。

  • 実際に購入するのは総代会(自治会)や奉納する人(会社)だが、神主さんが大きな影響力をもつ
  • 神主さんの手元には競合他社(メーカー、商社)からパンフレットが届いていて、それを見ながら検討することが多い。
  • 丈夫で長持ちすることはもちろん価値だが、鳥居や社殿にしめ縄をかけたときの見映えの良さも重要な価値。

これらの結果、印刷物の重要度が高いことがわかり、ウェブサイトより先に、当初は予定のなかったパンフレットを制作し配布しました。

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縄合屋リーフ

価値の表現とクリエイティブのポイント

  • 「素材や製法の改善を続けているので競合に比べ品質が高い。」
    「値段は高いが長持ちするのでコストパフォーマンスが高く、見た目の美しさも長期間維持する。」
    これらを表現するためのコンテンツ「縄合屋の合繊しめ縄」を制作。図表を多用し直感的に理解できるようにしました。
  • しめ縄の見映えの良さを伝えるため、撮影は建築写真専門のカメラマンに依頼。大きく写真を使い美しさを訴求しました。

縄合屋コンテンツ

成果

リニューアル後約半年で見積件数4倍、売上2倍に。
富山県外からの問合せが大幅に増加しました。

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積件数に比べ、売上が少ないのは見積りを取ってからの検討期間が長いためだと考えられます。関係者の合意を取るのに時間がかかることもあり、春に見積を取っても注文は秋になることも多いとか。