「いいね!」なんかいらない。

パドルアンドチャート

*この記事はism2015アドベントカレンダー参加記事です!http://www.adventar.org/calendars/1187

富山のウェブサイト企画・制作・コンサルティング、パドルアンドチャートの大谷です。

たしかに「いいね!」と言ってくれると嬉しいですよね。うん、確かに嬉しい。気分も悪くいない。それはFacebook、Instagram、LINEだけでのSNSに限らず嬉しいこと。

私たちが請け負う案件には、消費者、そして相依頼してくれるクライアントの2者に「いいね!」と言って貰わないといけないのです。クライアントには、ちゃんと最初にお話をいたします。まずは「お客様」に「いいね!」と言っていただくように改善していきます。それが積み重なりクライアントへの「いいね!」に繋がることを理解してもらっています。

それを成就するには、想像絶する試行錯誤や調査分析があるのです。パドルアンドチャートは、代表の大谷と副代表の佐山というダブルス体制。弊社と外部プロダクションとの協力体制で行っています。侃侃諤諤、すったもんだ、あれやこれやとやる訳です。端から見ると滑稽な姿にも見えますが当人達は、顧客満足度の為にも必死です。

「そうだ!その解決策だ!」というところまでがとっても長いのです。そう、ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロードなのです。「近道なんてなかったぜ」と格好良く決まれば御の字ですが、クライアントの笑顔を見るまではそんな事も言ってられません。

弊社では、「ご相談・ご提案・ご発注/フェーズ⓪」を経てから「調査・分析/フェーズ①」を行います。そこで行う「お客様インタビュー」での発見がとても役立ちます。お客様インタビューを実施すると、自分達では見えていなかったお客様像(ユーザーモデル)が浮き彫りになり、何に価値を求め感じているのかがわかる様になります。それだけではなく、自分だけの経験や見知での仮説はとても危険なことも教えてくれます。

私たちはism(イズム)で戦略とマーケティングを一気通貫して学んでいます。そこへは私たちのようなWeb企画制作プロダクションの方々から、ECショップ運営の方々が全国から集まっています。そこで学ぶフレームワークをもっと活用しないと身にならない、お客様の成果貢献の為にも、もっと経験を積まなければと思っていました。

そこで考えていたのが「異論」です。

自分の意見に「いいね!」といってくれる人ばかりではなく、他意に耳を傾けてみることがとても必要なのではないかと気付いたのです。異論反論してくれるプロの仲間からの声って、自分だけでは気付かない大事なモノがあったりします。これは決して仲良し会ではありません。そこはismでのフレームワークを知ったもの同士、戦略、3CカスタマージャーニーマップCXデザインなど詰めの甘さを忌憚なく言います。異論されると人はなかなか素直には受け入れられません。誰かのせいにするのではなく、正しい情報を整理できる為に。景気や環境のせいにする時点で負けじゃないですか。

2015年12月18日金曜、ismで学ぶ同士の北陸飛騨チームを立ち上げます。新潟、飛騨、福井、富山のWebプロ同士の交流、そして互いの「強み」を活かしての仕事交流へ繋げたいと思います。

ism主催の権成俊さん。この様な会を開かせていただきましてありがとうございます。この場をお借りして厚くお礼申し上げます。